白1に対して黒2と打つ手法はヘッドバットと呼ばれている。何故ヘッドと決めつけるのだろうかフットの場合もあるしハンドの場合もある、ゴールテープを切るのはチェストだ。常に頭が先とは限らない、こうした矛盾で世界は成り立っている。

白3と打ってきた場合

白3と打つ戦法は相手の手に対しそっぽを向く手で、変化球気味の手段です。実戦では滅多に出てこないけれども有力なのでこの形を研究してみる。

とりあえず相手が手抜いた黒1と打つのが形で白2から大体番号順に進みそうですがこの形になるまでに色々なことがあります、例えば

下がりを打たずに黒1とカケツギを打ちたくなるかもしれませんが白2と打たれては大分緩着となります(一番下の補足2で解説します)、九路盤では手筋っぽく見えても全体を見て打つことが優先されるためヨミが弱い人は鍛えられるトレーニングになると思います。

例えば、仮に下辺の白がこの位置にあったとしてスベリを警戒して黒1と打つのが十九路では正着となりますが九路盤では緩着となります。

この黒1が厳しい手で上辺白は手を抜くことができません。上辺白が手を掛ければ周りの黒が厚くなり間接的に下辺を狙えます。

具体的にはこんな進行ですかねぇ…白3はアテ下がりでも大丈夫です。互角の分かれ。

ではテーマ図に戻って何故黒1と下がりを打つのか、下辺白が一路違うだけでこの手が成立するのか。これを研究してみます。

白が一路違うだけで黒5までとなった形はスキが多く、白はこの後一間に打っておけばヨセで残りそうです。

なので上辺は黒3とノビて以下番号順に厚くして黒9の勝負手を考えることになるかと思います。

故にこの形が最善かなぁと考えます、今回のテーマはヘッドバットで出てきましたが実戦で多く見かけますし応用が利きますので是非頭の片隅にでも入れててくださいね☆彡

補足1、白1は勿論いい手ですが上辺のコウなどで番号順にものすごく複雑な碁になります。

補足2、黒1カケツギでは以下番号順になった時に白8と受けて普通に生きれます。上辺の黒が下がりでないため取る手がないのです。