白1に対して黒2と打ち、白3から黒4と打つ変化はブラックブーメランと呼ばれ星の定石では最も多く打たれている手。派生する形も多く入念な対策が必要となるこの形を研究してみる。

白5と打ってきた場合

これぞ、星定石の代表格ともいえる形が白5とツグ手です。級位者から高段者まで星打ったら90%位こうなります(当社比)。次の一手も勿論大丈夫ですね?

豆まき登場

きたあああああああああああ、黒1と打つ。この形九路盤では恐らく最も多く打たれている定石だと思います、もう花形ですね。この形を豆まきと呼びます。個人的には星からの定石な訳でカシオペヤとかもっとネーミング何とかならなかったのかと思ってます。

まずは白1から、黒2に対し番号順に白5までの形は当時世界ランク1、2の人が戦った碁でも現れました。これを下アテからの最善図と仮定します。

黒1には白2と打ってから白4を決めれば問題ありません、続いて

黒1なら白2と打ち、白4が絶対の一手でポイント。さらに番号順に打って白10までとなった形はすでに白が優勢です、一本道なのでもう少し研究します。

黒1から番号順になっても白6が手筋で、白10までほとんど白の勝ちです。地合いを見ると白悪そうですが普通にじっくりヨセてみると白が残るはずです。(3.四)の白ノビから大分削れます。

黒1と打ってくれば、次は白2と打つ一手。黒3には白4がかっこよすぎる手、これぞ技っていうような感じですねぇ。

黒1には白2と打ち以下番号順で白良しです、黒5では単に受けずに白6のほうが大きいのでツギと変わってから本図のように受けるようにしましょう。

黒1には白2と打って、黒3から白4で問題ありません。白が優勢です。

このような感じになるため黒からノビは打たれなくなりました、その後は工夫して黒1が誕生しました。

まぁ、この図でもいいですけど…せっかくなので別なのも考えてみます。

白1に対して黒2と受けるならば利かしとなり白が打ちやすいと思います、しかしながら

黒2とここに打ってくるでしょうね、白3までの分かれは互角だと思いますがなんとなく右辺が大きそうな気もします。

前図が嫌なら白1と様子見を打つ一手です、こちらは複雑な碁になり実力がある方が勝つでしょう。

黒1なんかは高段者打ってきそうですね、その後の最善は多分こうなりますが白4に気付けるかどうか…

黒1なら番号順に利かしまくって白持ちです。

というわけで白1には受けようがなく黒2でアテなどの味を消すことが本ブログでは双方最善図とみなします。本当ブラックブーメランは多様性のある形ですよねぇ、研究が面白いです。