白1に対し黒2と受ける、白3に黒4と打つ戦法はジャンプアタックと呼ばれる。これは王道進行→扇子からも発生する手段であり若干黒が強引過ぎる印象があるけれども案外いい勝負になる、この形を研究してみる。

白5と打ってきた場合

白5と打ってきた手は風車を連想させる複雑な手に思えるが、実際はパターン化がしやすく黒も事前研究がしやすいです。

というのも、風車のようになった時には黒5と切って行く手があり単純に黒7まででほとんど互角の進行かと思います。普通黒5と打って抱える手段は良い手にはなりませんがこの場合上辺白との攻め合いを見ており、また下辺白がいい位置にいるので良い手になります。数少ない風車に切りを打つ例外です。

このブログをよく見てくださっている方々なら下手に切らずに黒1と打って成形しに行くでしょう、あるいは下辺ツケを打って様子を見たくなるかもしれません。しかしどう打っても上辺白2と打たれれば攻め合いの味がなくなり下辺白がいいとこ過ぎるので黒から打つのは難しくなります。

なので数少ない例外ではありますが黒5が正着と考えられます、このため複雑な風車の変化を避けることができパターン化がしやすいかと思ってます。

風車の変化が少ないと分かったならば、大切な白4を先に打ってくることも有力な手段です。黒5には白6と打って黒7と打ち上辺抜きと下辺を狙っていく分かれとなります、これが双方最善図ですかねぇ。

黒1を打ちたくなる気持ちはわかりますが白2と打たれれば黒の読みのほうが難しい攻め合いとなります、双方最善に打ち白8までとなった形は多少白が優勢かと思いますが黒としては早碁では避けたい形です。

白1と打つ手もありますが黒2から一気に難しくなります、やはり仕掛けられる立場の白としては冷静に継いでいた方が勝率を上げやすそうです。わざと力碁にしたい人にはいいかもしれませんが…