白1から黒2と打つ打ち方はプロアマ問わず好まれている戦法である、そんな背景がありながら長らく呼び方が解らなかったのがこの形。いつのまにかリフティングと呼ばれるようになった。

白3と打ってきた場合

白3と打つ手は最近の流行(2020年代後半)で特に高段者が多用している印象がある、この形を研究してみる。

黒1から白8まで番号順に大体定石化されていますが大分複雑な碁になります。

まずは黒1から、この手は良く打たれますね。白2と打って黒3とオサエて白6までが相場の進行だと思いますがまぁ、大抵本図にはなりません。

早碁の為か多くの人が白1と打ってしまうため大体こうなります、白3は最も粘った手ですが個人的には黒持ちですかねぇ。

※黒1は(6.二)
後はこのパターンが多いです、黒4から黒6と普通に抜いてしまって黒が打ちやすい形勢です。

最善に打ってきたとして黒1の手に注意が必要で白2と打つのが手筋、この手が打てれば上辺の白が変な攻め方されても生きることができます。

黒は取るほかなく白2と上辺をしっかり打つのが最大のポイント、黒5には白6で対応できます。

白1と利かそうとすると黒2という返し技があります、白は常にこの手を考えて打つことになります。単オサエの場合も切りを打たないと黒2が来ますので注意が必要です。ここはとにかく上辺のツギが大きいところです。

後はもう乱戦です、こうなると実力がある方が勝つでしょう。そもそも白のほうが難解で有名な形でなくあえてこの手を仕掛けることは相当高い棋力が必要ですので、例えば基本的な研究をしつくしてマンネリだったりだとか相手に多少ハンデをあげるくらいの気持ちでないと打たなくてもいいかなぁとは思います…