一間高ガカリは星に対して最も多く打たれる手ではないだろうか。
その後、一間に受けて様子を尋ね白3と受けてきたパターンを研究したい。

黒1とツケてきた場合

黒1のツケは露骨に黒3を狙いに行った手である、近年よく現れるようになった。形を決めてしまうため入念な準備が必要となる、この形を研究してみたい。

※黒4は(2.六)
黒2に対して、白3と受けてしまうと黒10まで大きな厚みが出現してしまう。白11と上辺と下辺を見合いにしても黒12が地味ながら厳しい手で白15には黒16で白のサバキが難しくなる。

そこで白1とこちらを打ってみようというのが今回のテーマの本題である。上辺はサカレ形に近くなってしまい普通は手拍子で受けてしまいそうだけど、九路盤の性質を活かして別々に生きてしまう趣向です。そして恐らくこれが最善手。

黒1には白2と打って切りを制限し、黒3には白4と軽く右辺に展開してみる。当然黒5と全体を狙ってくるのでそこで白6で守れば黒も次の手が難しくなる。

前図黒7で黒1と厚みを活かしたくもなるだろうが白2から白4の手段が用意されておりあまりうまくいかない。九路盤で角に打つ手は相手を固める悪手のようで最善手であることが多い、前図黒7のように味を消しながら打つのがよくあるパターン。

一番初めの図、白が1と打ってきたら普通に黒2から黒4とカカエてOKです。白5から黒6の後、白がグズミを嫌って先にアテてきた場合は注意が必要で黒8と打ってあえて取らせるのが勝負を決める肝要な一手となります。黒12までなった形は黒が有利な展開です。なので白1は本筋ではないと思います。

白1とふんわり打ってきたら、優勢なので黒2と固めてしまいましょう。黒6らへん手筋を入れたら黒の勝ちはもうすぐな形ですねぇ。

先ほどの話のように、黒1と角に打ちたくなりますがこの場合絶妙に白2が成立して面倒くさいことになります。早碁だとこんな手が怖いです。