一間高ガカリは星に対して最も多く打たれる手ではないだろうか。
その後、一間に受けて様子を尋ね白3と受けてきたパターンを研究したい。

白5と変化してきた場合

黒4に対し白5とハネ出してきた、黒6から黒8までは殆ど一本道の変化となるがこの後が難しい。この変化を研究してみる。

白1に打つのは、一番ありそうな変化だが白が良くなることはない。
黒2から黒4を利かして黒6と継ぐのが手順で黒8までは一本道。続いて

白1には黒2を露骨に打ち単オサエよりも複雑な展開を避けるのが勝率を上げるのにいいと思う、黒6で黒14に打ちたくなるがコウにはじかれて良くならない。
白9を打たせてしっかりコウ材を解消してから悠々と黒14をアテていけばいい。この図は黒優勢。

黒1とこちらを打つのも手になるが黒7、白8の交換の後に黒9を忘れてはいけない。早碁だとついついうっかりするかもしれないし、右下白の形が多少しっかりしているためワイは前図で打ってます。ではどうしたらいいのか…正解は

白1とこちらをオサエる変化、いい勝負になる変化は多分これだけで今日はこれを伝えたかった。この後の打ち方が実に面白い。

黒1を利かして黒3の時に白4と軽めのヒラキを打つ、黒5に対し白6は見合いの所で黒は厚みを活かして黒7と打ち込む。なんと囲碁らしい石の流れだろうか、9路盤でもこんな呼吸が生まれるのだと感動してしまった。

白1に対して黒2で厚みに押し付けるイメージ、白3と洒落た様子見を打って白7から黒8までとなった形は…ふつくしい…
実は、実践でまだ一度も打ててない形なのでこういう碁が打ってみたい。皆最初に紹介した常識的な白1を打って自滅してしまうため中々機会に恵まれない。沢山の人に試してもらいたい形。

黒1とこちらを打ってきたら白2から白4と上辺を突っ切る、この手があるから前図黒4と打つしかない。九路盤ならではの打ち過ぎてはいけない厚みの駆け引き、最高です。